SANGA(会員制レストラン)2017.07
檜カウンター、木格子、漆喰、織部タイル、ジョージナカシマの家具
素材からアートまでこだわった店舗です。
エントランスは、外路地をイメージして、黒をベースに構成しました。
床には、艶のある瓦タイルを使用、打ち水の後のように行灯の光が映りこみます。
第一幕、非日常への入り口を演出し、期待感を高めます。
第二幕、非日常空間から、居心地の良さの空間へ
伝統様式や、素材にこだわり、プレミアム空間をつくります。
さらに檜の無垢材カウンターは、手触り、香りなど五感で高級感を演出します。
第三幕、奥に配置された隠し扉の奥に存在する、静寂で優雅な
6名VIPルームは、織部焼のタイルや、桜製作所のテーブルなど
高級な設えの個室です。
商談、パーティーなどに最適です。
料理も和を主体としたコース料理と、選りすぐりのお酒がいただけます。
数回利用させていただいていますが、毎回メニューが変わるのと
ある程度リクエストを聞いてくれるところも、顧客を知りつくした
会員制ならではですね。
・・・note・・・
伝統様式の透かし欄間に、照明を仕込みモダンに演出しました。
茶箪笥をイメージした、グラス収納、銀杏面加工や、押し縁にR面を取るなど
ディテールにこだわりました。
タイムアンドスタイル社の椅子の張り地には
江戸時代初期から袴や帯に使用されていた、小倉織を使用しました。
生地も強く、椅子にも適しています。流れる柄と色が、
モダンの和をイメージさせます。
オーナー様、コレクションの中の魯山人。
サイズイメージから、場所と見せ方をデザインします。
千住博、ウォーターホール
篠田桃紅、104歳現役です。
モダンの空間にマッチします。
以上お店のご紹介でした。